ぶいぶいているろぐ

バーチャルな話題を主に記録していく、バーチャルはてなブロガーのブログです。(※アバターは『カスタムオーダーメイド3D2』によるものです)

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バーチャライズのその後について

 バーチャライズ。その名を聞き、悪評の「存在」を認知していれど、実態としてなにをやらかしたのかあやふやな方は、意外に多いと思います。

 というのも主な情報がTwitterに偏っていることが多く、散逸しがちな上、時間経過とともにトレース困難になるからだと思っています。Vの者がYouTubeTwitterを主戦場としている、ある種の副作用とも言えるでしょう。おかげで速度も新陳代謝も爆速なので、悪いことだらけではないですけどね。

 個人的にバーチャライズ(あるいはUNICORN株式会社)は「こういう流れなら出るべくして出る」という存在だとは思っていて、そしてほとぼりが冷めた時に舞い戻ってくるような気がしています。だからこそ、最もピークだった7月冒頭から、個人的にウォッチ活動を続けている次第です。

 9月に入り、バーチャライズがいよいよ完全に「終了」したのを機に、現在まで僕の方で確認できている情報をまとめておこうと思います。

 

 

バーチャライズ解散騒動のまとめ

 ひとまず、発端となった「バーチャライズ解散騒動」について。

  • 2/26(月)、「世界初のバーチャルYouTuber専門プラットフォーム」を謳い、バーチャライズが始動。最終的に6人のライバーが所属。
  • いずれも「立ち絵一枚」のみ。口パクすら無し。「人気が出なければ消滅」という設定を突きつけられ、ライバーはそれでも活動を行う。
  • しかし、7/4付近に所属ライバーがチャネル閉鎖、または動画削除を実施。Twitterアカウントは全てツイ消し。
  • 公式サイドから解散の告知はなく、数日後に美々奈が「新人VTuber」として再始動。「魂の入れ替え」として非難が殺到する。
  • しかし実態は、ツイ消し以前の美々奈がそのまま入っていた(いわば「入れ替え詐欺」)。SHOWROOMにて一度配信を行うも、以後配信無し。
  • 7/14の美々奈のツイート以後、バーチャライズ関係者のツイート更新は無し。*1

 まとめるとこのような感じ。当初こそ炎上商法気味に話題になりましたが、7月の半ばを過ぎたあたりでほぼ鎮静化、結果的には「本当に」解散したという状態になりました。

 そして、本稿執筆時点(9/3)にて、バーチャライズの公式サイトは閲覧不可能となっており、これをもって完全に消滅したと言えるでしょう。

 

バーチャライズのメンバーのその後

 こうした経緯から、完全にグループとしては解散してしまったバーチャライズ。その後の消息については、残念ながら不明の方が多いです。

 いちおう一名だけ、一時期バーチャライズ側のアカウントで転生先を掲載していました。現在はツイートごと削除されています。まぁかなりアレな前世ですし、可能なら断ち切りたいというのは自然なところでしょう……

 ここで紹介したい気持ちもありつつ、ツイ消しされた意思を尊重して、当記事でも紹介は控えたいと思います。

 できることなら、新しい身体を見つけて再スタートを切ってほしい……個人的な願いです。

 

マスコットキャラ「ヴィー」について

 バーチャライズにはマスコットキャラが存在しました。「ヴィー」と名乗るこのキャラは、「人気がなければ消えるのは当然」など、公式アカウントとは思えないほど情のない発言を行い、非難を浴びました。

 そんなこのアカウントも、7月の冒頭を最後に一切動かなくなりました。最後までオフィシャルな告知、および反省は見られないままでした。*2

 

「17Live斡旋騒動」について

 解散騒動は7月の中頃には一部の人だけが持ち出す話題になり、バーチャライズはもちろん、これを運営していたUNICORN株式会社についても、認知度・言及率はかなり低下していたように思います。

 そうして時は流れて8月初旬。「17Live」にて一騒動ありました。

 8/6(月)、ライブ配信プラットフォーム「17Live」にて「VTuber」カテゴリが新設され、約100名ものVTuberがアカウントを開設しました。開設者は企業勢・個人勢が混在していましたが、数日後、個人勢の契約仲介にUNICORN株式会社の一事業「ライバーズ」が噛んでいたことが告発されました。

 ライバーズが関わっていたのは7名。その仲介契約がどのようなものかは、少し情報が散逸していて僕でも追いきれていないです。ただし、「名前を隠して出てきた」ということは、関わるハメになった当人から発表されています。

 この件をうけて、17Live側はUNICORN株式会社との法人契約を解除し、対象となった7名とは直接契約を結んだとのこと(が、一人は辞退されたとの話も)。一発アウト退場ですので、契約内容が違反だったとか、そういったやらかしでもあったのでしょうか……ここもちょっと詳細見えてないです。

 告発は8/7(火)には飛び出しているので、相当早い対応でした。この一件から、「UNICORN株式会社は業界ブラックリスト入りしている」とも推測できますが……いずれにせよ、「バーチャライズの一件でこりていなかった」ということが明るみになりましたし、企業倫理観はお察し、というところでしょう。

 

UNICORN株式会社について

 一連の騒動をもたらした、UNICORN株式会社。下記のWantedly掲載情報によれば、2016年創業、所属4名、平均年齢25歳と、ドのつくベンチャー。住所もスタートアップ企業向けのレンタルオフィスです。

www.wantedly.com

 公式サイトもありますが、7/5からずっと「メンテナンスモード」と表示されている状態。告知もなにもされていません。

 そして、Wantedlyの構成員ページから代表取締役・井上郁磨の名は消え、統括部長が一人いるだけとなっています。

 

代表取締役・井上 郁磨と、Ready株式会社について

twitter.com

 そして、このUNICORN株式会社の代表取締役が、井上郁磨という人物です。

 20代のベンチャー企業代表取締役、さらに2017年には第48回衆議院議員選挙で東京都第7区から立候補*3と、見る人が見ればキナ臭いと判断するであろうタイプです。

 一部の方が彼とバーチャライズ解散についてDMでやりとりし、その内容を公開していたこともあるのですが、VTuberを完全なキャラクターコンテンツと割り切った発言をしていることから、彼のスタンスがうかがえるでしょう。現行のこの業界には不向きなタイプです。

 そして現在、彼のTwitterアカウントを見てみると、「Ready株式会社の代表取締役社長」という一文が。そう、新しい会社を立ち上げていたのです。

t.co

 こちらはまだ事業内容すらふわっとしていて、それも最初に確認した時から現在に至るまで、コロコロ変わっている状態。最初はVRとか書いてた記憶がありますが、その後は「ママ事業*4」を挙げ、現在は特に明言すらしていないです。

 住所も同様に、東京都渋谷区桜丘町31−14 SLACK SHIBUYA 9F。UNICORN時代に記載のあった部屋番号が消えているのが、「生き残り戦略」という趣きがあります。まさかお部屋だけ引っ越しとかあるんですかね。

 以上から推察されるのは、UNICORN株式会社を潰して、Ready株式会社を立ち上げ直した」という動き。会社そのもののカルマ値が真っ赤になったので、一旦リセットしよう……という魂胆すら感じられます。

 上記経緯について、井上郁磨のTwitterからアナウンスは無し*5。ここからも「しれっと再スタート」の思惑が感じられます。

 

また悲しみを産まないために

 以上までの情報を整理すると、

  • バーチャライズは完全に解散・凍結したと思われる。
  • メンバーの消息は公にはなっていないが、一部は転生の痕跡があった。
  • バーチャライズ解散騒動から1ヶ月後、17Liveの仲介契約で登場。17Live側からは法人契約解除を言い渡されている。
  • UNICORN株式会社は公式サイトが事実上閉鎖。Wantedlyの情報を見る限り、実態としては会社そのものが消えた可能性すらある。
  • 代表取締役・井上郁磨はReady株式会社という会社を立ち上げた。こちらにて再スタートを図ると推察される。

 というようなところ。筆者の追いかけ方は完全とは言い切れず、当事者の発言等も照らし合わせが十分ではないのですが、概要としてはこのようになるかと思われます。

 個人的に危惧しているのは、今度はReady株式会社として、三たびVTuber業界へ舞い戻ってくるのではないかということ。17Live騒動からまもなく一ヶ月経つことから、彼らが「ほとぼりが冷めた」と判断する可能性は十分にあります。

 バーチャライズの一連の騒動は、傍目から見ても痛ましいものでした。バーチャライズのファンの方はなおさらでしょう。

 類似の事件を抑止するには、事件があったことを忘れないこと、そして「またやらかすかもしれない」と警戒を続けることが重要です。そして、可能なら個人単位で業界からパージされること……そこがゴールでしょう。

 一個人でできることなど限られていますが、せめて「このようなことがあった」「こういった人や組織が関わっていた」という足跡だけでも、このインターネットに刻むことで誰かの足がかりとなれば、と思っています。

 今後も個人的に、可能な範囲でウォッチを続けたいところです。

*1:8月初頭に美々奈のbot稼働は見られたが、気がつくとツイ消しされていた状態。

*2:ただし、何度かツイ消しを行っているので、断言は難しいところ。

*3:結果がどうなったかは言わずもがな。投稿数が2つだけのLINE BLOGが物悲しい。井上いくま Powered by LINE

*4:いちおう、UNICORN株式会社のときから母親インフルエンサー事業に関わってはいるので、一貫性がないとはいえない。

*5:そもそもこれも7月冒頭で更新停止。Facebook、あるいは他のサービスにアカウントがあるかもしれません。Newspicksは存在だけ確認済み、中身未確認。