ごきげんよう! 浅田カズラです。
バーチャル界隈も眺めて3年目、稀有な出来事もたびたび目撃していますが、「VTuberにプロの声優の声がついてしまった」というのはおそらく後にも先にもなさそうな出来事でしょう。
一部の人はよくご存知な「ハンバーガーちゃん絵日記」が、まさかの声優によるボイス付きの漫画コミックに大変身。哀愁漂う「ハンバーガーちゃん」にキュートな声が与えられてしまう事態になっているのですが、それ以上にマシーナリーとも子に妙にドスの利いた女性の声が実装されてしまったのです。
なんだこれは!? "あの"とも子の声はいったいどこに!? そして池袋晶葉より先にボイス実装ってどういうこと??? あまりに面妖すぎる一コマですが、おかげでTwitterトレンド入り、Yahooニュース入りと、票田栽培の土壌が図らずも生まれた……のか……? なによりすごいのは、「声が違うけど殺人サイボーグじゃん」ってなるところですね。
そんな珍事が駆け抜けた、10月最後の金曜日のバーチャル界隈ログを更新していきましょう。明日はSTAY HOMEなハロウィンですね! イベントに備える人はぜひ英気を養ってください!
10/30(金)
レバガチャ、リアルイベント! 「ヤシロ&ササキのレバガチャダイパン 〜みんなで行こうぜ社ん家〜」開催決定
レバガチャがリアルイベントになってやってきます! 「ヤシロ&ササキのレバガチャダイパン 〜みんなで行こうぜ社ん家〜」が、12/8にKT Zepp Yokohamaにて開催決定です。
メインMCにはもちろん社&笹木コンビ。さらにゲストとして椎名唯華、花畑チャイカ、シェリン・バーガンディ、樋口楓も参戦予定となっています。レバガチャとして見ればこれは過去最大のゲスト乗り込み。横浜とはいえ社邸はどうなってしまうのか!?
そしてこのイベントにて、シェリンの3D化も内定していることが明らかになりました。KT Zepp Yokohamaでは後日に剣持リアルイベント、いにゅいソロライブなども企画されており、あまりにも激熱なにじさんじイベントラッシュが繰り広げられることとなります。
「VIRTUAFREAK -REWIRE-」詳細発表。プレミアムチケットにはオリジナル3Dアバターが付属
バーチャルシーンの音楽の祭典・VIRTUAFREAK の復活開催「VIRTUAFREAK -REWIRE-」の詳細が発表となりました。
日時は先日の発表と変わらず12/27開催。そして会場はリアル側が渋谷clubasia、オンライン側がSPWNとなりました。COVID-19の影響を鑑みてリアル側は人数制限が設けられ、会場入場抽選券はプレミアムチケットおよびコンプリートチケットに付属することも発表されました。そして、プレミアムチケットにはVIRTUAFREAKオリジナルの3Dアバター付属するとのこと。まさにバーチャルの祭典らしい特典です。
第1弾アーティストも発表されており、KMNZやワニとコウモリなど、おなじみの面々も早速顔を見せています。一年ぶりのお祭りが、開催へ向けて大きく動き始めました。
大日本印刷と図書館流通センターによる「バーチャル図書館」のデモ版が公開へ
図書館ですら訪れにくくなったこのご時勢ですが、ならばバーチャルに作ってしまえというのもこのご時勢。大日本印刷と図書館流通センターが共同開発した「バーチャル図書館」のデモ版が、11/1~11/30にかけてオンライン開催される「図書館総合展」にて公開されるはこびとなりました。
その名の通り、仮想空間上に再現された図書館であり、この中をめぐりながら書籍を自由に探すことができるほか、電子書籍での閲覧や実書籍の取り寄せもできるサービス利用実現を目指しているとのことです。デモ版ではこの一環か、図書館流通センターが運営する電子図書館サービスのサイトに移動し、書籍をそこで読むことも可能とのことです。
本のみならず、各地で所蔵される郷土資料や文化財が展示された「資料館」エリアもオープンし、ここからデジタルアーカイブシステム・ADEACへ遷移することもできるとのことです。総じて、本を配架する図書館を超えた「総合的なデジタルアーカイブ」といった内容ですが、これが「実際に見て回れるバーチャルな図書館」となることで、単なるデジタルアーカイブにとどまらない存在感を作り出せているような印象です。