ぶいぶいているろぐ

バーチャルな話題を主に記録していく、バーチャルはてなブロガーのブログです。(※アバターは『カスタムオーダーメイド3D2』によるものです)

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バーチャル界隈ログ 6/13(木)

 ごきげんよう! 浅田カズラです。

 いまだに先頭を走り続けるキズナアイが、ここ最近非常に先進的で、そして賛否両論を巻き起こす活動を展開しています。「#キズナアイな日々」と題された、「中身の異なるキズナアイ」が複数登場するという動画シリーズです。詳しい流れはPANORA代表の広田稔氏自らが書いた以下記事がよくまとまっています。

panora.tokyo

 人格というより「存在の拡張」ともいえる試みは、まさにバーチャルならではの先進的なアクションですが、一方で現在のVTuber業界(の、少なくともファン層)は「魂の唯一性」を強く志向する方向へ進んでいます。多くの業界内騒動の記憶も相まって、少なからず反発の空気も生まれるのはやむを得ない流れかもしれません。

 個人的には、「自己同一性の定義すら再設定できる」とも言いたげなこのシリーズには、非常に注目して見ています。まもなく3歳の誕生日を迎えるキズナアイが、「バーチャル」とどう向き合おうとしているのか……その答えをぜひ見たいです。

 トップランナーにも変容が起こりつつあるのですから、業界全体の変化は必至。そして今日はそんな変化が特に多い日でもありました。バーチャルの行く先はどこか。その断片をログとして記録していきましょう。

 

 

6/13(木)

花譜、初映画主題歌『夜が降り止む前に』ショートver MV公開

www.youtube.com

 いままさに飛ぶ鳥を落とす勢いの花譜の、初の映画主題歌となる『夜が降り止む前に』のショートver MVが公開されました。

 花譜の胸に迫るような歌声に合わせ、淡い初恋を描く『ホットギミック ガールミーツボーイ』内のカットがスライドショーのように映されるMVは、1分半という短さとは思えないほどに「あの日」が濃縮されていて、青春が心臓に刻み込まれるような心地。ざっくり言えばエモすぎる。

 公開劇場限定でCDも販売される本作の全国上映は6/28。惹きつけられるものを感じた方、ぜひ劇場に足を運んでみては。

 

ホロライブ3期生「ホロライブファンタジー」オーディション開始

prtimes.jp

 2期生までのほとんどが3D化に達し、いま一番勢いづいていると言っても過言ではないホロライブに、ついに3期生が生まれます。ただの3期生ではありません――その名も「ホロライブファンタジー」です。

 「ファンタジーの世界からやって来たVTuber」として、5人中3人のオーディションが本日より開始。今月中には面談まで完了する、スピーディーな選考になるみたいですね。その名に違わずファンタジー性の強いルックスが特徴ですが、名前が決まっていないのはおもしろいところです。

 企業系VTuberの中でも非常に安定感のあるハコへの所属チャンス、枠の少なさも相まって、これは貴重ですよ。

 

風宮まつり、日本酒サブスクリプションサービス「saketaku」の公認アンバサダーに就任

prtimes.jp

 先日、バルス株式会社への所属を発表した、酒飲み神様の風宮まつりが、早速お酒絡みの案件を獲得していました。日本酒サブスクリプションサービス「saketaku」の公認アンバサダー就任です。

 厳選日本酒やおつまみといった、日本酒好きにはたまらないあれこれがご自宅に届く月額サブスクリプションが売りのこのサービスにて、7月の生配信に合わせたコラボキャンペーンが実施。6/20までに登録すると風宮まつりステッカーの他、なんとその生配信で彼女が飲む予定の日本酒が届くのだとか。いっしょに同じ酒を飲む飲酒配信が楽しめます!

 苛烈な飲みっぷりでも知られるこの方がアンバサダーで大丈夫か?というちょっとした不安もありつつ、そこは豊穣の神さま。きっとすばらしい日本酒をお届けする風になるでしょう。

 

「VANTAN TECHFORD ACADEMY」が、伊達あやのを題材としたプロジェクト型学習の体験ワークショップを開催へ

prtimes.jp

 最初のバーチャルタレント・伊達杏子の娘としてデビューした、VTuber・伊達あやの。クラウドファンディングを経由したデビュー後、YouTubeTikTok、そして先日いはミラティブでも活動を開始し、着実にキャリアを積んでいます。

 そんな彼女を題材とした「プロジェクト型学習」という、企業課題解決を軸にした講義形態の体験ワークショップを、「VANTAN TECHFORD ACADEMY」が開催することとなりました。伊達杏子の娘といえども、このVTuber業界は過酷なサバンナ。彼女にさらなるアップデートを施すべく、成長戦略の立案に取り組もう!というのが今回のワークショップの趣旨みたいです。

 IT業界を志す人に向けた実践的授業として、あらゆる素養が求められるであろうVTuberを題材に据えるのみならず、実際に「実例」を呼んできてしまう。僕が高校の若造だったら絶対に潜り込みたい授業ですね。業界関係者の業界説明やパネルディスカッションも予定されているらしいので、IT業界という修羅の道に興味のある若者諸君。ちょっくらのぞいてみると楽しいかもですよ。

 

「Varjo VR-1」の国内販売が決定

www.elsa-jp.co.jp

 「肉眼とほぼ大差ない」という驚異的なVR-HMD「Varjo VR-1」を、株式会社エルザジャパンが国内正規代理店締結契約を行ったことを発表しました。超高解像度VRが、いよいよ日本にも上陸する手はずが整いました。

 販売開始は9月頃を予定し、お値段は要お問い合わせ。参考として、海外向けには6,000ドル(約66万円)で販売されています。アイトラッキング機能も備え、体験者に「現実そのもの」と言わしめるほどの性能を誇るエンタープライズ向けVR-HMD。おいそれと手を出せるものではありませんが、日本にやってくるのはやはりワクワクします。果たしてこれを体験できる日はいつ訪れるのやら……

 

Quest版「Virtual Desktop」のSteamVRプレイ機能に対し、Oculusが削除要請を行っていたことが発覚

www.moguravr.com

 ここ数日で、Oculus Quest対応アプリの中でもひときわ注目を浴びていたものがあります。VRデスクトップ操作ツール「Virtual Desktop」です。

 その理由は「SteamVRタイトルの起動」という機能の追加。これはどういうことか。PCVRを、完全なスタンドアロンVRバイスから遊べるということにほかなりません。僕も試してみましたが、この手の機能としては間違いなく最高レベル。激しいエフェクトや動きがないタイトルなら問題なく遊べます。

 この夢のような機能に対し、同アプリの開発者Guy Godin氏が「Oculusから機能削除の要請を受けた」と告白。海外コミュニティが騒然となる事態になっています。

 Road to VRの取材に対し、Oculus側は明確な回答を避けるコメントを出しましたが、以前より知られる厳しいリリース審査も鑑みれば、なんらかの「事情」がどちらかにあったと考えられるでしょう。

 現在、Guy Godin氏は「この機能をサイドローディング形式で導入できないか検討している」とコメントしており、実現するならば「開発者モード」をオンにしてQuestにインストールするような導入になるはずです。一方で、Oculusの公式フォーラムには、機能の存続を求める投票が2000件以上も集まっており、その需要の大きさもうかがい知ることができます。

 果たしてどちらに転ぶか。Oculus Questの市場のクローズドな体制が、少なからず浮き彫りになった出来事です。