ごきげんよう! 浅田カズラです。
VTuberとはそもそも、YouTuberからの派生として生まれた存在。しかし、その動画・配信スタイルは微妙に異なる……そんなふうにおぼろげに感じている人が、もしかするといるかもしれません。
そのなんとなくな差異を、「しゃべる量」から提示しているおもしろい記事を見つけました。
記事内の図にある通り、YouTuberが動画中にしゃべっている割合が4割強なのに対し、VTuberはおよそ7割。顕著な差異があります。
料理などの「言葉を発さないパフォーマンス」も取り扱えるリアルYouTuberに対し、VTuberはほぼほぼアバターとOBSで切り取れる画面のみの世界。このあたりは、今後VTuberが袋小路に迷い込まないためにも、各所で一考の余地がありそうです。ナギナミのような「異色」がさらに突き抜けていくと、また広がりが生まれるかもしれませんね。
というわけで一週間も折り返し。水曜日のバーチャル界隈ログです。
11/13(水)
富士葵×ヴィレッジヴァンガード コラボグッズ発売&リリイベ開催決定
富士葵、次なるコラボ先はヴィレッジヴァンガードです。
11/24より、1stアルバム『有機的パレットシンドローム』の発売を記念して、描きおろしイラストなどを採用したグッズが発売されます。さらに同日にはリリースイベントも開催。アルバム購入者を対象に、モニター越しのハイタッチ&会話が実施されるとのことです。
エプロン姿がなかなか様になっている描きおろしイラストがまぶしいですね! ちなみに『有機的パレットシンドローム』は、11/20発売です。
ライブ特化型仮想空間SNS「INSPIX WORLD」発表
パルス株式会社が、バーチャルライブアプリ「INSPIX LIVE」の発展型である、ライブ特化型仮想空間SNS「INSPIX WORLD」のサービス概要を発表しました。
「INSPIX LIVE」の直接アップデートになるとのことで、アバター機能、フレンド機能、そしてワールド設置機能など、バーチャルソーシャルワールドとして生まれ変わる模様です。パートナーとして参画する企業も発表され、中にはクリプトン・フューチャー・メディア株式会社も名を連ねています。
ライブ興行に寄せたバーチャルソーシャルサービスという趣ですね。新サービスではなく既存サービスの発展として開発を計画する、という流れは、順調な拡大路線とも見て取れるかもしれません。
VDRAW ver1.5.0へアップデート。「THE SEED ONLINE」対応へ
◆VDRAW ver1.5.0 リリース!◆
— おぐら@【C97】12/31(4日目)西Q23a (@OGOG_Ogura) November 13, 2019
大きな更新点は…THE SEED ONLINEとの連携!!
これにより、 #カスタムキャスト で作成したアバターをVDRAWで使ったり、背景にVCIやGLBなどの3Dモデルを配置できるようになりました!!
その他にもいろいろパワーアップ!
↓体験版はこちらhttps://t.co/B8kCWiesY1 pic.twitter.com/ffbgsW43bV
VR機器を使わずに、PC上のマウス操作やゲームパッド操作を、VRMアバターに反映させることができるツール「VDRAW」が、ver1.5.0にアップデート。「THE SEED ONLINE」との連携が解禁されました。
少し前に連携対応されたカスタムキャストとの連携がやはり強いですね! 手元で作ったアバターで、お絵かきやPCゲームに興じる映像を自由に作ることができるようになります。絶対数の少なかった「THE SEED ONLINE」対応ツールがついに増え、いよいよハブとしての役割が生まれつつあります。