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バーチャルな話題を主に記録していく、バーチャルはてなブロガーのブログです。(※アバターは『カスタムオーダーメイド3D2』によるものです)

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ライブの「彼方」へ飛び立った最高のエンターテイメント ~「輝夜 月 LIVE@ZeppVR2」ライブレポート~

 浅田カズラです。GWもすっかり終わりましたが、やっぱり言いたいことがある。
 
 輝夜 月 LIVE@ZeppVR2」マジで最高でしたよね!!!!!!!!!!!!
 

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 いやもう、本当にすごすぎて、開催してから半ば放心状態でした。なにより、言語化がすぐにできなかった。月面旅行よりも未知の、最高の冒険をしてしまったせいか、どういうものだったか言葉を成さなかったんですよ。
 で、YuNiのカウントダウンライブのレポート書いてたりで時間が経ち、各所で素晴らしいレポートが上がってきて、「うん、そうだよ、そうだよな……」と満足できる状態になってしまい、まぁ自分でライブレポは書かなかったと。
 でも、clusterに撮りだめたスクショの山を見てたら、いても立ってもいられなくなったんすよね。見返すだけでありありと思い起こされるんですよ。あの踊り狂った月の祭りを……!
 
 なので、結局書きました。「輝夜 月 LIVE@ZeppVR2」ライブレポートです。
 今回はあまり整頓させません。あのライブでなにが起こったか、大量のスクショとともに熱病のごとく書き殴ります。よって縦に長い。覚悟しろ。それだけのエンターテインメントがあのライブには湧き上がっていたんだ。
 なお、今回はVR参加。よってVR視点の画像を大量に貼り、VR参加の興奮をエビデンスとともに読む者に刻み込む意図もあります。覚悟しろ!!
 

 

 

入場前からカオスだった

 今回も開催はcluster。ちょうど前日にYuNiの「さよなら平成カウントダウンライブ」に行ったばかりだったので、連日のcluster入場となりました。前日との明確な違いは、入場前のデータダウンロードが異様に早かったところ。演出的にはむしろ今回の方がデータ量あるんじゃね?と思っただけに、この早さは今になってみると謎です。
 
 ……ということを当日は考えるヒマもありませんでした。なぜなら、ログインした直後に。
 

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 ZeppVRぶっ壊れとるやんけ!!!!!
 

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 なんかCMループしとるやんけ!!!!!
 
 視界180度の範囲内で情報量が交通事故を起こしていました。そして周囲にいるエビーバーな参加者のみなさまも「異様」さを醸し出していました。
 
 さて、見た限りログインした場所は月面。前回のライブも最後には月面へ連れて行ってくれましたし、こうしたつながりをにおわせるのはニクい演出。
 しかし、肝心のZeppVRはガレキになっている。これはどういうことか。
 そう思いながら背後を振り返ると……
 

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 デケエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!
 
 思わず叫んじゃったよね。だってよ! 月によ! どデカイタワーが立ってて、それが「ZeppVR」って名乗ってんだぜ!!!!!?????
 
 ただのライブにするつもりはないーーそういう野心がバチバチに伝わってきて、正直この時点で失神しそうになりました。
 そんなわけで、VR参加勢は入場前からすでにエンターテイメントを味わっていたわけです。待ってる間もワクワクさせるって、ホントにすごいことですよ。
 

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 そして待ってる間にみんな特別仕様のエモートで遊んでいました。「レイワ!」と連呼されるわ、UFOやブロッコリーがポコポコ浮くわ、絵面が極めてカオスでした。
 
 

波乱と興奮に満ちあふれた「開演」というアトラクション

ZeppVRへようこそ――
上映中の飲食は、宇宙法に定められた――

 

 このアナウンスが流れてきた時、猛烈にテンションが上がったことをおぼえています。
 まさに「そういうアナウンス」として開場前諸注意が流れたんですね。そういったところまで世界観がバリバリに組み上がってる事実にめまいがしました。
 

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 一人でワクワクしていると、崩壊したZeppVRのガレキ前に、エビーバーブロッコリーが出現! ここで「ZeppVRが壊れた」「背後に新しい塔=ZeppVR2が出現した」「リハにはなかったぞ!」「やっべーぞ!」という大まかなシナリオラインが提示されました。あーそういうことね完全に理解した。
 
 と、なんとなく悟っていたら、なにやら紫のエビーバーもどきが!
 
「LOW GUYSだ!!」「あの塔の中へにげるんだぁ!!」
 
 突然の謎の存在の襲来を前に、エビーバーたちは観客たちに呼びかけました
 

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 一斉に開場したZeppVRへ逃げ込む観客たち!
 

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 道中通路にはポスターが!映画館みてえだ!!
 

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 背後に迫るLOW GUYS!!めっちゃおるんだけど!!
 
 これだ。こういうのを待ってたんだよ!
 
 ただ立っているだけでライブが始まるわけではない。ホストが用意した世界観とシナリオに、自らも「キャスト」として参加するという、この没入感!これが「VR世界のライブ」なんだ!!
 ライブ全体をショーからアトラクションへと変貌させてしまったこの一連の仕掛けに、すでに100点中200点は与えちゃっていました。
 

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 しかし感心してはいられません。逃げ込んだ先は行き止まり。
 

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 ふと上を見やれば、そこもLOW GUYSの群れ。どうやらここはLOW GUYSの住処だったみたいです!
 絶体絶命のピンチ!すると、空からロケットが一台飛んできて――
 

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おはよおおおおおおおおおおお!!!!/
 
 耳慣れた「あの」あいさつが、これ以上となく最高のタイミングで響いた瞬間に、「輝夜 月 LIVE@ZeppVR2」は幕を開けました。
 

『Beyond the Moon』とともに新時代まで昇れ!

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 怒涛の展開からの大爆発の末、今回のライブの主役・輝夜が登場! ライブ仕様のモデルはジャケットをぶかっと羽織ったかわいらしいお姿。新曲『NEW ERA』のパッケージにも描かれていた姿ですね。

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 そして1曲目はもちろん、記念すべき1stシングル 『Beyond the Moon』! 昨年から引き続きのノリノリなオープニングになりました。歌詞が背後の電光掲示板にグラフィカルに映る演出にも目を奪われましたね! ステージ全体をフル活用した開幕に、あれだけいたLOW GUYSもどこかへと消えていったのでした……
 
 

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 1曲目が終了したところで、月ちゃん本人から今回のライブについての軽いイントロダクション。
 ざっくり言えば「みんなで新時代・令和へ行こう!」という感じ。LOW GUYS常識に囚われたゾンビのような存在で、平成から先へ進むことを嫌がっている。そんなやつらに負けるな。みんなで歌って踊って新しい時代に行こうぜ!! みたいなノリでした。
 そして、今回建築された塔――「ZeppVR2」は、設定上は世界のあらゆる場所よりも高く、そして新しい時代へ向けてフロアごと天高く上昇していくという仕掛けがほどこされているとのこと!

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 実際、周囲を見渡していると「なんか上に動いとるんやが!?」と驚きました。ライブ会場が「変身」ではなく「可動」する。どこまでもアトラクション性が重視されています。
 

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 そして、フロアが最上部へと昇り終えたところで、2曲目、2ndシングル『Dirty Party feat.エビーバー』がおっぱじまる!!
 

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 ネオンがギラつくアゲアゲなステージ!
 \Dirty Party!/  \Dirty Party!/ こだまするコール!!
 光と音とテンションと若干のラグが洪水のように押し寄せて、ここまでくると「楽しい」以外の記憶がもはやない。本能で生きろ。
 

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 最後にはグラサンを装着してみせたり。かわいい。
 

まさかの新曲にまさかのハグ

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 ぶちあがりっぱなしなパーリィタイムが終わっても、なお一息つく暇なし。空間は一気にビビッドカラーで染まった明るい空間へ切り替わり、これまで聞き覚えのないメロディが流れ始める。
 怒涛の3曲目は、なんと未発表の新曲!その名も『Dance with Cinderella!』です。
 
 いやもうその瞬間は「マジか!?マジか!?」って感じで完全にパニックだったのでここも記憶がすっ飛んでる。ただ、ノリノリなのにどこかセクシーな、あの旋律と歌声。マジで耳に焼き付いたダンスナンバーです。いったいいつリリースするんだ。早く聞かせておくれ。あの曲で踊り狂いたいんだ!!

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 こちらの視界をハックするかのような歌詞表示演出も最高すぎた。観客の視界レベルから演出を組み上げられるのもVRならではです。
 

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ようやく落ち着いて撮った自撮り(代理出演:ニコニ立体ちゃん)

 新曲披露も終えてようやく中腹のトークコーナーに。
 前回は空飛ぶ巨大エビーバーにまたがっての登場でしたが、今回は(参加者は立ち入れないとはいえ)ステージ上と地続き。ライブハウス最前列ぐらいの距離感な上に、clusterは「周囲一定範囲のアバターを非表示にする」設定もあるので、あえてこういう言い方をするならば「まわりを気にする必要がない」のは本当に強い。遠慮するな……好きなだけ最前列へ行け……
 
 とか思っていたら、月ちゃんいきなり舞台から降りてきたんですよ。
 
 動き回る輝夜月!! みんなにハグして回る輝夜月!! うごめくエビ参加者の群れwith ME!!!!!
 

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完全にテンパってこんな写真しか撮れなかったヨ
 
 これはもうものすごいファンサービス。演者と観客の仮想物理距離が完全にゼロになるのは、cluster最大の強みだったりするのですが、ここに「VRでふれあうこと」の意義が詰まっているように感じました。
 
 その後もしばらくトークは続き、いい感じのクールタイムになってくれました。相当な演出ラッシュだったので、ここはVR参加者向けの休憩ゾーンだったのかもしれません。
 

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 そしてトークパートをはさんでの披露となったのは、いきものがかりの『じょいふる』
 エビフライ着ぐるみに変身し、この底抜けに明るい言わずと知れた名曲をノリノリで歌っていました。底抜けのテンションな輝夜月との相性は最高。エビのしっぽがビャッカビャッカ動いてたのがめっちゃ愛らしかった……

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 周囲にはホログラフ・エビフライ・輝夜月も! 安全な場所はない。すべてがダンスフロアだ!!
 

天頂、そして新時代へ

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 『じょいふる』もノリノリのうちに歌い切り、さて次はなにかなにかと身構える中、ステージの奥になにやら妙なオブジェクトを見つけました。
 

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どう見ても非常口。
 
 
 あとでなにかあるのかな……と思ってた数分後、「あれ……? 着いたみたい!!」と月ちゃんが反応し、いきなり動き始めました。

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 後を追うように群がる参加者! 「あたしより先行かないでよーwww」とはしゃぐ月ちゃんとともに、階段を上ると――

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 たどりついたのは真上に宇宙が広がるビッグステージ!
 

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 そう、ここがZeppVR2の最上階――新しい時代・令和を歌い上げるステージなのです。
 元気よくステージへ上がった輝夜月は、今回のライブを開けたことに最大の感謝を述べ、いよいよここが今回の「旅」の終着点なのだと思わされました。
 けれども彼女はいつものように天真爛漫。「ちょっと歌ってくる!」という軽やかな一声とともに、最後の一曲へ。
 
 ――『NEW ERA』。新しい時代を祝福する、輝夜月3曲目のオリジナルソングです。
 
 さて、最後のステージについては、余計な言葉は無粋でしょう。
 型に囚われない自由さをそのままに、新時代への希望を高らかに歌い上げたステージは、公式LIVE CLIPがアップされました。そちらを見れば万事OKです。
 

 
 こうして、すべての曲を歌い終えた輝夜月に迎えが訪れます。
 

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 UFOじゃねーか!!!!!
 

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 最後まで笑わせられつつ、UFOは宇宙の彼方へと飛び立ち、「輝夜 月 LIVE@ZeppVR2」は幕を閉じました。
 

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 どこまでもユニークで破天荒で、だからこそ楽しい。そう心から思わせてくれる、最高のライブが終わったのでした。
 

ここからは閉幕後の記念撮影コーナー 

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閉幕後、来た道を戻ってみると…

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UFOじゃねーか!!!!!

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こんなスタンドも置いてありました。

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記念写真は撮れるだけ撮っておけと古事記にもある(代理出演:ニコニ立体ちゃん)

 

ライブの「彼方」へ飛び立った最高のエンターテイメント

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 あっぱれ。ライブが終わった直後、まず最初に出てきた言葉です。
 
 もはやこれは僕らの知る「音楽ライブ」ではありません。「VRライブ」という、本当に全く新しい形のライブ……いや、それすらも超えたエンターテインメントです。
 ライブの常識を破り、空間という制約を破壊し、アーティストと観客の垣根を超越し、既存のどんなコンテンツにもあてはまらない、全く新しい「楽しい」がそこにありました。
 
 とにかく理屈抜きに楽しくって、その楽しさはもちろん規格外な仕掛けの数々もそうなのですが、そうした一連のすべてが「輝夜月の思う『楽しい』」だろうなぁというのが肌で感じられたことにあります。
 輝夜月が思い描く「最高に楽しいお祭」に、観客としてのみならず、一キャストとして参加できたこと。ヤなこと全部忘れて踊っちまえばみんなサイコーなんですよ。それを世界観レベルで創り上げてしまったことに、「輝夜 月 LIVE@ZeppVR2」の「すごさ」が集約されていたように思います。
 
 平成までのライブの彼方。誇張抜きの新時代のエンターテインメント。令和のその最初の日に、圧倒的に突き抜けていった「最高に楽しいお祭」を、VRという最前線で体験できたことは、本当に幸運でした。
 史上最高――いや、「新しい歴史の誕生」ともいえる、本当に本当に楽しい時間でした!
 

秀逸なライブレポートたち

 ライブがすごければレポートも素晴らしいものが集まる。これは世の真理です。
 そこで最後に、独断と偏見で、各所に散らばっている秀逸なライブレポを以下に紹介します。
 

KAI-YOUのレポート

kai-you.net

 引き込まれる文体と、音楽に対する表現の美しさ、なによりあの興奮を、その切れ味そのままに感じられる素晴らしいレポート。有り体に述べることが許されるなら、めっちゃエモつく。この方の他のレポートもよい……

 

REAL SOUNDのレポート

realsound.jp

 ものすごく整然と、そして専門的な視点からのレポート。音楽知識皆無なので読むだけでめっちゃ学びがある。しかし、おカタさはまるでなく、このライブの鮮烈さをまるで損なわないような、紛れもないプロの文。

 

ぐるりみち。さんのレポート

blog.gururimichi.com

 フリーライターのけいろーさんが自身のブログにて掲載してるレポート。この方の誠実なオタク観がすごい好きで、今回VRライブも初参戦という身から記されたレポートにはとても感銘を受けました。ちなみに最近美少女にもなってるよ!

 

マシーナリーとも子@ねとらぼのレポート

nlab.itmedia.co.jp

 お前も行ってたのかとも子。実はこの御仁、輝夜月に単独インタビューを仕掛けてるとんでもない実績の持ち主だったりする。ライブビューイング視点のレポートは、要点がはっきりしていてものすごく読みやすく、そのクセ笑いが仕込まれていて、それだけで楽しさが伝わってきます。