ごきげんよう! 浅田カズラです。
電子版の日本経済新聞が、「VTuberと投げ銭」といういま最もインターネットで盛り上がりやすい「おカネ」の話題について取り上げてきました。「あの日経」が記事にしたことにより、バーチャル界隈の外にも話題が波及しているような印象です。
内容としてはおおむね可もなく不可もなし。やや認識が古く、偏りが見られるところもあるものの(「Vチューバー」っていう表記も!)、みゅみゅ氏にも取材を入れている点も含め、ある程度はちゃんと取り上げようとしているようにも見られます。なにより日経が取り上げたということは、ビジネス的にも注目されている可能性もあります。こうした「外」への広がりそのものは、決して悪くはないのかな……というのが個人的な印象です。あとは偏見が醸成されないように情報発信をするだけですね。
そんなバーチャル界隈の最前線の情報を届けられればいいな……という思いとともに、本日もバーチャル界隈ログを更新してまいります。
11/17(火)
電音部・シブヤエリア ソロ楽曲配信開始。エリア全体楽曲も試聴動画が公開
🎉サブスク&DL開始‼️🎉
— 電音部 公式 (@denonbu) 2020年11月16日
Shining Lights (feat. PSYQUI)
歌:鳳凰火凛(CV.健屋花那)https://t.co/hZaGcBIqxR
ペトリコールを渡って (Prod. Aiobahn)
歌:瀬戸海月(CV.シスター・クレア)https://t.co/pFZUKPA0i7
NANAIRO STAGE (Prod. YUC’e)
歌:大賀ルキア(CV.星川サラ)https://t.co/MzqfVJ2ksN pic.twitter.com/OMwsZJ9a1P
バンナムの音楽プロジェクト「電音部」から、にじさんじの健屋花那、シスター・クレア、星川サラが声優を担当するシブヤエリアの各キャラクターのソロ楽曲が、この日の0時ちょうどから各配信サービスにて配信開始となりました。
リリースされたのは、かのPSYQUIが縦横無尽に暴れまくっている、鳳凰火凛(CV.健屋花那)の『Shining Lights』、"雨"の匂いが漂うAiobahnが手掛けた、瀬戸海月(CV.シスター・クレア)の『ペトリコールを渡って』、YUC’eがキュート&バサークに仕上げた、大賀ルキア(CV.星川サラ)の『NANAIRO STAGE』、の全3曲。いずれの3曲もコンポーザーのカラー全開。その上で3人の歌声がまるで潰れてない絶妙なバランスになっています。
また、エリア全体楽曲『In my world』もサプライズで公開。あのKOTONOHOUSEが手掛けた、ラスボス感満点な楽曲に仕上がっています。本日リリースの楽曲も各サイトにて高いランキング位置をマークし、曲名もアーティスト名も一時トレンド入り。満を持して現れた「最強のシブヤ」の肩書に恥じないスタートダッシュです。
NTT、3D空間型オウンドメディア「DOOR」オープン
リモートワールドを体現する3D空間型オウンドメディア「DOOR」本日オープンしました。
— NTT広報室 (@NTTPR) 2020年11月17日
世界のニュース発信と、多くの方の3D空間上の相互交流の場となることをめざします。「NTT R&Dフォーラム 2020 Connect」も本日から開催しています。https://t.co/USgwVaVHXO#DOOR #VR#NTTRDF2020 #NTTRDF pic.twitter.com/49OCgwkP52
NTTはこの日、3D空間型オウンドメディア「DOOR」をオープンしました。いよいよNTTもバーチャルの領域に本格的に踏み込んできました。
WebブラウザからもVRデバイスからも参加可能なバーチャル空間サービスで、特徴的なのはテンプレートを用いることで、利用者も自由にバーチャル空間を作成できるという点。ギャラリーやオフィスなど、様々なシーンが想定されるワールドを作り、アイテムや画像などを配置すれば、URLを共有して招待できる……というものです。ルーム作成自体もかなりかんたんにできます。
NTT関連のコンテンツが用意された専用ワールドも用意されるなど、まさにNTT謹製のバーチャルワールドプラットフォームといったものになっています。かんたんに使える点と、アバターがやや簡素な点から、これまでのバーチャルな業界とはまた異なる客層を狙っているようにも感じられます。果たしてNTTはどのようなバーチャルな戦略を描くでしょうか。
ホロスターズ・鏡見キラが卒業へ
ホロスターズから、1期生の鏡見キラが卒業することが突如発表されました。活動当初より体調面での不調が続いており、最終的に「精神面・体調面で活動の継続が難しい」という申し入れがあったとのことです。男性VTuberグループの中でも「男の娘枠」というレアな存在でしたが、事情が事情ならばお体を労ってほしいところです。着実に実績が積み上がっているホロスターズですが、欠員もちょっとずつ発生しています。