ごきげんよう! 浅田カズラです。
昨日に「用途別のおすすめVRヘッドセット」記事を紹介させていただきましたが、こちらの記事に掲載できなかったヘッドセットもいくつか存在します。その中でも「ハイエンドといったらアレは?」と名を挙げていらっしゃる方もチラホラ見られたものがあります――Pimax。破格の高視野角と解像度を誇ると伝えられる、レア寄りのVRヘッドセットです。
このPimaxシリーズの最新機種・Pimax 8K Plusを、ハンズオンレビューしてきました。以下がその記事になります!
すげえハイエンドであるとは知っているものの、実際どんなもんなのか。僕も含めて疑問に思う人達に向けての「こんな感じでございますよ」とレポートするための記事に仕上げてきました。これまで気になっていた方の参考になれば幸いです!
と、まさかの2日連続のお仕事宣伝になるお上品ではないムーブをかましておりますが、今週もバーチャル界隈ログは平常運転で更新させていただきますよ。
6/15(月)
ValveがOpenXRに対応開始
VR/AR標準仕様「OpenXR」についてひさしぶりのニュースです。ValveがSteam向けに、OpenXRへの対応を開始したとのことです。
OpenXRバージョン1.0.9の「初期サポート」と称するものをリリースし、「SteamVRが95%の適合性テストに合格した」として、今回試験導入が始まったとのことです。まずは開発者向けのβ版がダウンロード可能となっています。
VRコンテンツ最大のプラットホームたるSteamが対応を開始したことで、OpenXRの普及がさらに一歩近づくような印象を受けます。まだまだ開発段階ですが、来年ぐらいの動向には期待ができそうです。
バーチャルリアリティ学会「Japan XR Science Forum 2020 in US Midwest」が開催。VR法人HIKKYがXRパートナーとして全面協力
7/12に、国際サイエンスフォーラム「Japan XR Science Forum 2020 in US Midwest」が開催されます。このフォーラムは世界で初めてバーチャル空間上で開催され、COVID-19下の新しい学術集会のあり方を提案する意欲的な試みとなっています。
こちらのバーチャル学術集会に、VR法人HIKKYがXRパートナーとして全面協力したことが合わせてプレスリリースにて発表されました。「バーチャルマーケット」のノウハウをフルに活かしてバックアップするとのことで、参加登録ページを見る限りではMozilla HubsとVRChatが会場として用意されるものと思われます。
学会だってバーチャル。コロナ禍の世でも、各所で前向きな取り組みが続いています。
『Rec Room』PSVR版が配信開始
無料で遊べるソーシャルVRアプリのひとつ『Rec Room』が、国内のPlayStation Storeにて配信開始となりました。
Steamでのリリース以来、ちょっとしたスポーツも、ちょっとしたゲームも、友達とのふれあいも、冒険も、幅広くいろいろできる人気ソーシャルVRのひとつが、多くのユーザーがひしめくPSVRでも遊べちゃいます。英語のみしか対応していませんが、今現在も拡張を続けているため、今後も末永く遊べることでしょう。
あとなにげに、PSVRで遊べるソーシャルVRって地味にこれだけな気がします。そういった意味では貴重なタイトルです。
「ReVdol!」が吉本興業株式会社と公式タイアップ
中国発のバーチャルアイドルプロジェクト「ReVdol!」が日本にも上陸して随分久しいですが、なんとまさかの吉本興業株式会社との公式タイアップを実施することを発表しました。
斜め上すぎるスペシャルキャンペーン「Vアイドルから吉本芸人への挑戦状」は、最新楽曲『HEROINE』を題材に、コラボ担当の芸人がネタ動画を投稿するというもの。どれがおもしろかったかはユーザー投票にて決定し、もっとも得票数の多い参加者には公式生配信へのゲスト出演権、そして現金10万円が贈呈されるとのことです。
この奇妙な企画の正体は、「#HEROINE_STAYHOME_作戦」という、「ReVdol!」によるSTAYHOMEを応援するための特別企画。外出しにくいフラストレーションを笑いで吹き飛ばそうという、バーチャルアイドルとしてはなかなかに攻めた企画です。